鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2017年11月21日火曜日

よく出来てるな

 前にドロップとセミスキナーの共通する特性について書いた。
もう一つあったので書いておく。
背ロースやモモ肉を骨から切り取る時はこんな風に持ったりする。


この持ち方で手首を捻ると、ポイントの位置はほとんど変わらずに切る方向を変える事ができる。
骨に沿って肉を切り取る時は、ポイントを使って切っていく。
ドロップもセミスキナーもこの特性があるので切り取りやすい。


もう一つ。
ドロップとセミスキナーのハンドルって似ているけど、形状は微妙に違う。
セミスキナーの方がハンドルのお尻が落ちている。
ブレード形状とのデザイン上のバランスでこうなっているのかと思っていたが、使っていたらどうもそうじゃなく、使勝手の必然性そうなってる様に思えてきた。
ドロップの場合はハンドルお尻が下がりすぎていると、逆手に持って胸骨を割るような時に力が入りにくい。
セミスキナーはそもそもそういった使い方はあまり想定していない様だが、お尻が下がっていないとブレード形状とのバランスで皮剥ぎがやりにくくなる。
ほんの微妙な違いだが、使勝手が大分変ってくる。
ラブレスのデザインってやっぱりよく出来てるんだな・・・


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

使わんと飾ってるのは勿体無いw
デ

ものずき さんのコメント...

使えばさらに楽しめるだなw

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