鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2013年9月29日日曜日

猟期に向けて・・・

ベルトは出来たが、肝心の弾挿しを作る。
手持ちの革の都合で9発入りになった。
鉄砲には3発入るので計12発撃てる訳だが、そんなにいっぺんに撃つ事はまずないので、9発も入れば十分だ。
 縫い箇所は沢山あって大変だ・・・
シース作るより面倒だったw

 空薬莢を突っ込んでウェットホームする。
作ってる最中はなんか微妙だったが、何とか使い物になりそうだw

最近登場したなかった3.5incドロップだが、シースが出来てタレ漬けした。
3.5incまではぎりぎり瓶に入るんだな・・・
これも次の猟期に使うつもりなので、何とか間に合いそうでよかったw

2013年9月28日土曜日

入荷しました~

 今日は本来なら休みのはずだったが、ちっと忙しくて仕事だった。
仕事が終わってからマトリックスアイダに行って、熱処理に出していた宿題ナイフを取ってきた。
R2は芯金はスーパーゴールドⅡらしいが、熱処理はCRMO7の条件でやってもらった。

マトリックスアイダでスーパーゴールドⅡの無垢材を取り扱う事になったそうだ。大きさは約4.2mm厚の40×250mm。
仕入れ値がかなり高いそうで、いくらで売るべきか思案中で値段はまだ決まっていないとの事。
関の刃物祭で武生がこれよりちょっと薄い(3.7mmぐらい)の売ってるけど、4mm厚あるので4incぐらいのドロップやセミスキナー作るにはちょうどいい大きさだと思う。

スーパーゴールドⅡの他に5mm厚のV金10号なんてのも入荷してた。
V金10号は今まであまり厚いのがなかったから、タクティカル系やファイターなんか作るにはいいかもしれない。
帰りに星山さんちに寄ってみた。
最大20倍のズーム付きの顕微鏡を導入したそうだ。
今までは10倍のを使っていたが、これだとさらに細かい所が見える。周辺視野のケラレがなく非常に鮮明に見えるのに驚いた。
「これ使うと今まで3日でできたのが1週間かかりそうだ・・・」だってw
見えすぎちゃうのも困ったものだな・・・

今まで使ってた10倍の顕微鏡は岡山の片山さんのところに行く事になった。
一瞬自分が欲しいなと思ったが、こんなの使ってブレイド磨いたら、何時まで経っても終わらなくなるな・・・・と思ってやめたw
という訳で片山さん、来週中には星山さんが物を送ってくれるそうです。

それとお知らせ。
毎年やってる「刀剣ナイフ鑑賞会」ですが、11月9日(土曜日)に開催するそうです。
場所は例年と同じです。
詳細が決まったらまた追って発表します。
いつも参加してくれてる方々は今回も宜しくですw

2013年9月22日日曜日

もう秋なんだな・・・

お彼岸なんで親戚のうちに行ったついでに、蜂の巣を見てきた。
今年も駄目みたいだな・・・

去年洋蜂の巣一式もらっていたのはどうしたか?というと、実は今年はやらなかった。
というのも知り合いに相談したところ、結構管理が大変な事と、自分の家でやるとなると近隣に問題が起こる可能性があるので、今年は見送る事にした。
もうちょっと勉強して、機会をみてやってみようと思う。
運のいい事に隣町に、日本蜜蜂と西洋蜜蜂を飼ってる人と知り合いになれたので、とりあえずしばらくは色々教えてもらう事にした。


栗が落ちていたので拾ってきた。
もうすっかり秋だね・・・
無農薬栽培(ってよりほったらかしw)なので、中はほとんど虫が食ってる。
まあ虫食いの方が美味いんだよなw
日中は大分すずしくなったな。
あの暑さはなんだったんだ・・・

2013年9月21日土曜日

明日持ってこ

今日は午後から仕事が暇だったので、宿題ナイフのヒルトを作った。

加工精度が今一で隙間がちっとできたので、ポンチを打って寄せてしまう。
 端面磨いて整形すれば、隙間は目立たなくなったw
やっとヒルトが出来たので熱処理に出せる。
明日にでもマトリックスアイダに持ってくか・・・

2013年9月18日水曜日

彫りにくそうだな・・・

なんか面白いものを彫ってるって聞いていたけど、それが出来たらしいので星山さんちに見に行ってきた。
鈴木美朗さんのインプルードハンドルのハンティングナイフ。
ジュラルミン製ヒルトがインプルードに削り込まれている。その滑らかな形状整形はお見事という他ない。
しかしどうやって整形したんだろうか・・・
星山さんもここまで凹んだ面に彫るのは初めてだとの事。上手くいくかは分らなかったが、やってみたら何とかなったらしい。
凹んでいると手前側がタガネに当たってしまって彫りにくいそうだ。傷が付かない様に彫るのに大変気を使ったとの事。
 確かにこりゃ彫りにくそうだ・・・
しかし上手く彫れたもので、雰囲気はとてもよい。
あまりえぐれた面にエングレーブって見た事ないから、これはなかなか面白い。

ジュラルミンのヒルトもなかなかいいなと思った。
コの字に溝切りして、それが隙間なくフィットしてる加工精度に驚いた。さすがアンチャンw
 星山さんはファイター作ってた。
4.5incと6.5incサブヒルト。
ナイフ作ってる暇あるのか?
なんか彫るもの沢山あるぞ・・・
誰だこんなに頼んだの?w

2013年9月16日月曜日

八ヶ岳オープンアトリエ

 土曜日に鍛造の大御所、加藤さんの工房に行ってきた。
八ヶ岳の麓に住む工芸家達が、年に一度工房の公開をやっているそうだ。
普段は気が散るので工房の公開はしてないが、年に一度のこの時期だけは自由に見学できる様にしているとの事。

朝一番に行ったので、包丁を作る工程をはじめから見せてもらった。
スプリングハンマーの威力は凄いな・・・
 部分的にハンマーで整形するそうだ。
何種類か形状の違うハンマーを使い分ける。

いともたやすくやってる様に見えるが、なかなかこれが難しいんだな・・・

 白紙を軟鉄で挟んで鍛接した物。
上の物がはじめの状態で、これがあっという間に下の状態になってしまう。
 いくつかの工程を経てこの状態になった。
スプリングハンマーで叩いただけで、よくここまで面がでるなぁ・・・

 そんで完成するとこうなる。
製造直販って事?で、えらく安かったので1本買ってきた。
手間考えたら安すぎやしませんか?と聞いたら、「家庭用の包丁だとあまり高くできないからね~w」との事。なるほど、これはお買い得である・・・
いいもの見せてもらったし、加藤さんには感謝です。

加藤さんの工房のあとに、革屋さんと鉄工芸術家の工房を見てきた。
オープンアトリエというイベント、なかなか面白かった。ドライブがてら見て回るのも楽しいと思う。


連休なので、伊奈に出て国道152号線が何処まで行けるのか行ってみる事にした。
途中温泉に入って山の中に泊まる。

公営の温泉らしかったが、説明書きにゼロ磁場がどうとか、キルリアン光がどうとか書いてあって怪しかったw

夜に少し雨が降ったが、翌朝はやんでいた。
しかし国道の峠はえらい雨だった・・・
 国道152号線はとんでもない山道の国道だったが、途中通行止めもなく浜松まで抜ける事ができた。
せっかくなので渥美半島がどんなところか行ってみた。
昔浜名バイパスって有料だった気がしたが、今は無料になってるんだな・・・

渥美半島はなんとなく千葉の房総に感じが似てるか。海岸線は砂浜で真直ぐだし、内陸側は小高く丘が連なってるところがよく似てる。

台風が近づいてたらしく、海はえらい荒れていた。突端の伊良湖先まで行ったが、塩だらけになってえらい目にあった。

御前崎を見てこうかと思ったが、さらに塩だらけになるのもやだから、袋井で東名に乗って昨晩には帰ってきた。

今日は台風直撃だったんだな・・・帰ってきてよかったw

なんだかうだうだしながら、とりあえずタレをまた作った。
まだ需要はあるんかな・・・?

2013年9月10日火曜日

今週末は

 この前、松本に行った時に加藤さんに貰った。
今週末に面白そうなイベントがあるそうだ。
興味のある人はぐぐってみそw
ヒルト作り始めた。
2.5mm厚だから使えるヤスリが限られて、なかなか手間がかかるだな・・・

2013年9月8日日曜日

弾帯作ろう

 前に弾帯作ろうと思って、シース用の半裁からベルトを1本分取ってあった。
ほったらかしてあったが、そろそろ作っとかないと猟期に間に合わなくなりそうだ。
めんどくさいけど作ってみるか・・・

ベルトのバックルがもうちょっと幅の広いのが欲しかったが、あまり大きいのって売ってないんだな・・・
 直線に切るのって意外と難しいな・・・
途中の写真撮るの忘れたw
とりあえずベルトだけ出来た。

弾入れ直接縫いつけようかと考えたが、12番だけでなく410番も使う機会があるかもしれないので、弾入れの部分は別パーツにして取外しできる様にしよう。

弾帯というよりは、実はナイフをぶら下げるのに使うのだw

2013年9月4日水曜日

宿題沢山

 でっかい宿題ナイフは熱処理の酸化皮膜が所々のこっていた。そのままでは錆びてしまうので、サンドブラストで酸化皮膜を落とした。

これってよくよく見るとセミスキナーなんだな・・・
ちょっと磨いてみた。
ダイヤヤスリで何とかなるかと思ったが、やっぱり熱処理後は硬くて大変・・・
ベベルの削りは非常に大雑把で、こりゃ大変だw
悩みは平造りなのか、それとも鎬造りにするつもりだったのか?
実測2.4mmしかないので、平造りだとちっとペラペラになりそう。
それと結構反っているのも困ったものだ。さすがにこの厚さだと、熱処理で反らない方が不思議だw
まあ、ハンドル付けると、ある程度押さえ込めそうだからいいか・・・
こっちの宿題は、後はヒルトを作れば熱処理に出せそう。

そういやまだ色々宿題あるんだよな。
槍にコルク抜きに・・・あとなんだっけ?

2013年9月3日火曜日

出してきた

この前マトリックスアイダに行った時はナイフマガジンはすでに売り切れていたが、注文してもらって今日入ったと連絡があった。
仕事が一段落してからマトリックスアイダに行ってきた。
ついでで、ちょっと早いがコンテストに提出してきた。
もう4個届いてるそうだ。
今年は期待できないが、出し続けてればいい事もあるだろう。続ける事が肝心だと思う。

ラブレスサブヒルトファイター特集に釣られて、久々にナイフマガジン買った。
特集最後のビッグベアーのタング形状がよく分る写真が興味深かった。








ちっとは涼しくなったとはいえ、まだまだ暑いな・・・

2013年9月1日日曜日

なんじゃこりゃ・・・

 久しぶりに射撃に連れて行ってもらった。
場所は伊勢原射撃場。
ライフル射場は建物内にあって、射座が二階建てで、100mと50mが出来る。上の階が100m射座になる。まるでゴルフ練習場みたいだ・・・
暗闇の先の標的が電灯で照らされていて、今一狙いにくい。
建屋内という事もあって、なんとなく圧迫感もある。でも反響音は長瀞よりはちっとましか?
 近年改装したばかりという事もあって、クレーの射場はきれいでとても立派だ。
バックストップのそびえ立つコンクリの壁が凄いな・・・
クレーはなぜか結構空いてるみたいだ。
 猟の師匠の息子さんから、作りかけのナイフを預かってきた。
師匠が亡くなるちょっと前に外形を削りだした状態のを見せてもらった覚えがある。
猟のグループ長用に作ってるとの事で、「グループ長は手がでっかいから、試しにこんなの作ってるんだw」と言っていた。
あの時は妙に太っといナイフだな・・・としか印象になかったが、改めて見るとブレイドに穴があいてたりして、「なんじゃこりゃ~!!」的な奇怪な形状に驚いた。
おそらくATS34で厚さは2.5mmほどしかない。ブレイドはほぼフラットでタングはテーパーにはなってない。一応熱処理は終わっている様だ。
グループ長に聞いたら、「鉄板のまんまの持っててもゴミになっちゃうから、どうせなら完成させてくれ」との事。
なんだかまた難しい宿題が一つ増えてしまった・・・
困ったのはハンドルの形状をどうするつもりだったのか。ここまで太いと、厚さの設定が難しい。
榊原さんはたまに妙なものを作っていたが、ここまで異形な物は見た事がない。一体何を考えていたのやら・・・


マトリックスアイダに行って、謎の鋼材Xスキナーに名入れしてきた。
そういやコンテストの時期だが、今年はいいのないから、これでも出してみるかな・・・

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