鉄工ヤスリでナイフを作る。必要なのは、手間と時間と根気と努力・・・ 自作ナイフなんて物好きのやる事だなぁ・・・

2008年1月12日土曜日

キッチンナイフ その7

外形をヤスリで大まかに整えた後に、段付ドリルを使ってファスナーボルトの穴をあける。
必要な深さを割出して、ボール盤の送りゲージを見ながら必要な深さをあける。
しっかり固定しないと、浮き上がって突き抜ける事があるので注意。
 
 
 
 
 
 
 
 
厚さの基準面を作るために罫書線を入れる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ファスナーボルトとソングホールパイプを付ける。
スーパーXを塗布して付けてる。
6mmのニッケルシルバーのシュナイダーボルトを使ったが、ネジ部は非常に細いのと材質が柔らかいので、締付けすぎるとねじ切る恐れがあるので注意。
シュナイダーボルトはあまり強い締付力は期待できないので、位置ずれ防止のために付ける物と割切った方がいい。(接着剤で十分に固定されるので問題ない。)
締付力を期待するならば、ラブレスボルトやニューボルトを使った方がいい。
  
 



罫書線をもとに基準面を削り出す。
天然木は木目に注意しないと、ささくれたり割れる事があるので注意する。
カリンは黒檀から比べると柔らかいので加工しやすい。削ってると、なんとなくいいにおいがする。質はあまり密ではないが、油仕上をすると独特の風合いになるので結構好きだ。
 
 
 
 
 
 
  
基準面が出来たら、少しずつ角を取ってハンドルの形に整形していく。
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 

ハンドルの荒削り終了。
この後桐油を塗布して、しばらく置いてからペーパーで水研ぎして仕上る。

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